Intel CPUの世代まとめ

Intel CPUの世代まとめ

2020年7月3日

Categories: 自作PCガイド

Intel CPUの世代

Intelコアシリーズ

前のファミリーである「Intel Core 2」シリーズからアップグレードされた新しい「Intelコア」シリーズは、2008年に登場して2020年まで続いているロングセラーCPUファミリーです。ちなみに、2020年には第11世代である「Rocket lake」と「Tiger lake」がリリースされる予定です。

世代 コードネーム プロセスルール
1 Nehalem 45
2 Sandy Bridge 32
3 Ivy Bridge 22
4 Haswell 22
4 Haswell Refresh 14
5 Broadwell 14
6 Skylake 14
7 Kaby Lake 14
8 Coffee Lake 14
9 Cannonkaje 10
9 Caffee Lake Refresh 14
10 Icelake 10
10 Comet Lake 14

CPUは世代によって性能がアップすることがほとんどですが、Ivy BridgeからHaswellのように、処理能力よりも省電力性を高めた世代アップという例も存在します。ですので、X世代前だから遅いとは単純に言えません。

また、世代が古くても、Core i7ちCore i3のようにブランドが違えば、古い世代のCPUのほうが処理能力が高いということもあります。

世代の違うIntel CPUの処理能力を比較するには?

CPUも世代が離れると「前の世代からXX%高速化」などといった文言だけでは、どれくらい性能が違うかが正直わかりません。そもそも、その世代のCPUを持っていないとXX%の大元がわからないわけですから、どれくらい性能アップしているのかなんてわからないのです。

では、どうやって世代の違うCPUを比較するのかというと、ベンチマークソフトです。ベンチマークソフトは、ユーザーが採ったベンチマークデータをWebサイトなどに集約しているので、自分の今のPCのCPUと、探しているPCのCPUを比較することで、どれくらい性能があがるのかがおおよそ想定できます。

CPUベンチマークは、WindowsではCinebench、MacではGeekbenchが人気ですが、個人的にはWebサイトですべてのデータを公開しているGeekbenchがオススメです。

CPU単位、PCのモデル単位でのベンチマーク結果が出ているので、世代の違うCPUの性能を簡単に比較できます。

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自作PC歴20年のパソコン大好き人間。メインPCはMac、ゲームの時はWindows、仕事ではLinuxがメイン。ブログを書くときはChromebookが多め。

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